INMU KINGは海外でも人気?確認できた事例

広州のイベントで大合唱、Bilibiliでは上海語版、YouTubeには韓国語版や英語版。王、海を渡りすぎでしょ。現地映像と投稿をたどって、どこまで広がったのか見ていこう。

気になるところへ飛んで、どうぞ
  1. 中国・Bilibiliの上海語版
  2. 韓国・英語圏での広がり
  3. 広州APF2026:DJ・観客・日本への拡散を時系列で
  4. 代表映像と一次情報の見方
  5. 台湾・韓国の話題、投稿削除の噂はどこまで本当?

中国・Bilibiliの上海語版

2026年8月25日にはBilibiliで『SHANGHAI INMU KING』という上海語アレンジが投稿された。説明文には上海語歌詞、AI生成と手動調整についての記載がある。

別の中国語アレンジ動画は、10月9日時点で約116万回の視聴と記録されている。ただし単一動画の当時の数字であり、中国在住のユニーク視聴者数ではない。

韓国・英語圏での広がり

YouTubeには韓国語版や英語版も投稿されており、当サイトのアレンジ音源一覧で確認できる。海外ユーザーが曲や歌詞の形式を取り入れていることは分かる。

ただし韓国全体での再生数や検索順位は確認できていない。言語版の存在を国民的人気と混同せず、現地の報道やイベントなどを今後の判断材料にしたい。

広州APF2026:DJ・観客・日本への拡散を時系列で

2026年10月3〜4日、広州・白雲芸術広場でAni Project Festival 2.0が開催された。初日の昼間、イベント運営にも関わるアニソンDJ「飛奔(@2411Feiben)」がINMU KINGを流し、前方の観客がサビで掛け声を合わせ、振り付けを踊った。イベントの開催場所・日程はBilibiliのイベント案内でも確認できる。

DJ本人が10月3日に舞台裏からの視点をXに投稿し、これほど大勢の前で曲を流したことを自虐的にコメント。別の撮影者の現地映像もSNSで広まり、台湾の4Gamersは10月5日、日本へ話題が逆流した様子を紹介した。ここで確実なのは個別投稿と現地報道であり、推測の閲覧数を恒久的な実績として断定はしない。

代表映像と一次情報の見方

DJ本人の動画には会場側から見た観客の動きがあり、別のユーザーの映像は異なる角度から熱狂を伝える。切り抜きや転載では元の投稿者が分かりにくいため、リンク先の日付と投稿者名を確認したい。報道記事でも当日会場にいた人物と、ネット上で後から拡散した人物を混同しないことが重要だ。

中国での認知を考える際は、イベント前からBilibiliにダンスの教則動画があった点にも注目。DJが曲をかけた瞬間に突然ゼロから流行したわけではなく、現地ACGコミュニティで共有されていた曲が会場で一気に可視化された、と見るのが自然だ。

台湾・韓国の話題、投稿削除の噂はどこまで本当?

台湾ではUDN「遊戲角落」と4Gamersが10月5日に広州のイベントを報道。台湾の学校で踊ったというSNS投稿もあるが、学校名や撮影経緯を十分確認できる動画についてのみ今後取り上げる。韓国のイベント参加報告も同様で、現時点では個別の未検証投稿を「韓国で大流行」の根拠にしない。

中国の動画サイトでは、特定の投稿で宗教情報に関する審査の案内が出たという報告を4Gamersが紹介している。ただし、その報告だけでINMU KINGが中国全土で一律禁止になった、あるいは特定の政治表現が原因だと決め付けることはできない。現地の投稿が見つからない理由は削除・非公開・地域制限など複数あり得る。

元の投稿・出典はこちら